松を彩る~楓や~ツタは~♪ コリャコリャ
永零

昨年に行けず終いだった紅陵会。すゑ師匠と平日を狙いケンイチとナオミの3人で雪彦山に行って来ました。最近、すっかりクライミングというものに対して恐怖感が先立ち、および腰になっていた私でしたが、最高のロケーションだったので、リハビリにはピッタリのルートでした。

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計4ピッチの紅陵会はかつて土田靴で登られていたA1ルートだったそうです。今では基本A0ルートとなっており、確かに逆層だらけの中々のルートですが、ピンが多く打たれているので、フィーフィー片手に休憩を入れながら、身体いっぱい使って登れるユニークで魅力的なルートです。

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地蔵正面は岩が立ってるので、足下スパーンと開けて気持ちいい眺め。空中遊泳さながらの紅葉狩りに恐怖も吹っ飛んで、まさに気分も高揚 (゜ロ゜; イウテモタ!このクライマーだけが見れる景色と身体ムキ出しの高度感が、アルパインクライミングが辞めれない何よりの理由かもしれません。

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いまクライミングシーズン真っ只中の雪彦山の週末は大賑わいだけど、平日だけあって空いていたので(それを狙って行ったんだけど)これまた1年越し、悲願の懸垂下降もようやく実現。こんなに長い懸垂下降は中々できないので貴重な体験でした。

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スタートは9:40で登頂が12:20。やっぱり核心の3ピッチ目を抜けるのは少々時間がかかってしまいました。快適で楽しいルートだったけど、自分達でまだまだリードでいけないので、今回もすゑ師匠のスネにカジりついてのクライミングで感謝×2(-人-)ナムーです。紅葉と紅陵会を同時に狩らせて頂いた充実の1日でした。