ヒマラヤに向けての氷雪トレを八ヶ岳から開始
しました。ヒマラヤメンバーの高木、末政、佐藤、
野村、西田、松村に近藤さん(そのうちメンバー入りかな?)
を加えた総勢7名。

14日夜神戸発、途中諏訪湖SAでは甲斐駒から八つに変更した
市ちゃんパーティー4名と顔合わせ。レストランの一画で
『ここで雲峰のミーティングが出来るな!』とか『11名とは
合宿より、よう集まってる』など深夜の盛り上がり。

高速を降りたところのコンビニで仮眠し、早朝赤岳山荘へ。準備を
整え8時前出発。
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南沢大滝まで90分ほど。氷結の状態が悪く、大人数でトレをやるには条件がよくないとの
判断で、15分ほど戻って小滝へ。10m程の垂直に凍った滝で、決して易しくはない。
トップロープを張り(これはいつも師匠の役割)、経験のある野村は軽快に、往年のベテラン
髙木や久しぶりの松村はそれなりに、まだ2回目の佐藤や初めての西田、近藤は悪戦苦闘!

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待つている間に交代でアイススクリューをセット。『片手で入れて行くのは難しい』また
V字スレッドで支点構築も。
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3時頃までたっぷりトレを熟し、充実した今日の予定は終了。

山荘に戻って暖かい部屋で、陶板焼きステーキが付いたリッチな夕食で明日への鋭気を養う。

16日は7時半に出発して2時間少々で、北沢峰の松目沢へ。大きく開いた沢に入りF1の
手前でザックを下ろしトレの準備。既に何パーティもF1に取付いている。

F1は15mぐらいの凍ったナメ、アッセンダーによる登り降りに最適。交代トレに励む。
野村は左側の垂直の滝をトップでトライ。師匠と組んでそのままF2へ。

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しばらくすると、講習会の団体や上に行くパーティで、ナメ取付きには20名近いクライマー
で一杯! さすが土曜日の八つ。 ロープを張ってゆっくりトレも出来ないので全員F2まで
上がり、昨日に続き10m程の垂直の氷瀑でクライミング。
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1時過ぎ、トレを修了しF1のナメを懸垂で下降。ナメには講習会メンバーがFIXを張って取付いて
いるので下降にも一苦労。デポ地点に戻り遅い昼食。

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幸い天気にも恵まれ、平日を一日使ったので充実したトレーニングが出来ました。これが最初
の一歩! 来年も盛り沢山の計画が有るので皆さまよろしくお願いします。